生きまくり 1

最初に一応断っておきますが、今回の投稿文は、冒頭が読み方によってはほんの少し後ろ向きです。もうほんと、読み方によっては、てなぐらいですけど。すぐに前向きになりますし。ま、僕としては全文前向きなのですが。だから本当はこんな大仰な注意書きはいらんとは思うのですが、一応念のため、気分が優れない方や、なんというか、死生観が日々の磨耗によってグラグラになり、今にも終末へダイブしそうな方などは読まんほうがいいです。多分。あー、大仰。
ごちゃごちゃすんません。以下本文です。




みんな知ってるとは思うけど、みんな死ぬんやんな?僕も含めたみんな。森羅万象。生きとし生ける万物の理。たまにその事実と折り合いがつかなくなるときがあるよね。生まれた時にはすでに死が予約されてて、絶対にキャンセルは出来ひんねん。こっちとしては予約した記憶すらないのに。
なにその強権。まるで独裁者。絶対的すぎるやろ?目立とう精神むき出しやん!なんかむかつかへん?いや、目立とう精神自体は悪くないで!でもTPOってもんがあるやろ!!!胸悪くなるわ!「なんで生まれてきたのやろか?」とか考えんのも腹立つ!高い枕で居坐んなやボケ!とか思わへん?
って、ま、思ったってしゃあないもんね。はい。わかってます。死はある。そこに必ず。
厳密に言えばわかってはいません。知っているだけです。
関係ないけど、「死ぬと知る」って良い曲名やな。なんかアホみたいで。ま、そんな曲自体ないんやけど。作ったろかな。腹立つから。
かなり話が逸れましたが、僕の愚ッ図愚図の駄文をここまで読んでくださっている賢明なる親分衆の中にはきっと「死があるからこそ生が輝くのだ」とおっしゃられる方もあるかとは思いますが、僕はその考えにもいまいち納得ができないのです。なんとなく言わんとしてることはわかりますし、僕なんかよりはよっぽど健全だとは思うのですが、その考え方はすなわち、もう死に何歩か踏み込まれてる感じがするのです。それがなんとも居心地が悪いのです。時限爆弾を手渡され金品を要求されるような戦慄を覚えるのです。  生きまくり 2へとつづく